柴村 直弥

Naoya Shibamura

柴村 直弥

プロサッカー選手

広島皆実高校→中央大学→アルビレックス新潟シンガポール→アビスパ福岡→徳島ヴォルティス→ガイナーレ鳥取→藤枝MYFC(期限付き移籍)→FKベンツピルス(ラトビア1部リーグ)

海外からプロとしてのキャリアをスタートし、Jリーグへ移籍。2011年、欧州トップリーグへ移籍。


柴村直弥公式Webサイト
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ブログ「SHEI日記」
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移籍制度について

31
Jul

CATEGORY : Diary

W杯もスペインの優勝で幕を閉じ、W杯で活躍した多くの選手たちが続々と移籍していってますね。

今回はサッカー界の移籍制度について書いてみようと思います。

まず、僕自身先日ガイナーレ鳥取から藤枝MYFCに期限付き移籍をしました。

通常の完全移籍と期限付き移籍とはなにが違うのかと言いますと、完全移籍は文字通り選手の保有権ごと完全に移籍先クラブに移行するという形です。

それに対して期限付き移籍とは、レンタル移籍という別名があるように、選手をレンタルするという形です。
この場合、選手の保有権は移籍元のクラブが保持しながら、設定された期限まで選手を移籍先へ貸し出す、というような感じです。

なぜすべて完全移籍にしないのかというと、例えば僕は鳥取との契約期間内ですので、契約期間内に完全移籍で獲得しようと思ったら、移籍元のクラブに移籍金を支払わなければならないのです。レンタルだと若干のレンタル料が発生する場合もありますが、移籍金は発生しません。なので、日本国内の場合、シーズン中でかつ契約期間内である場合の移籍はレンタル移籍になることが多いです。
その期限が切れたときにもう一度話し合い、完全移籍になるのか、移籍元へ返却するのか、期限を延ばすのか、ということをクラブ間、及び選手との間で決めるわけです。
あとは、レンタルの場合その選手の給料をどちらがどれだけ払うのかということもクラブ間で話し合います。どちらかが全部払う場合もありますし、5対5や7対3など、すべてはクラブ間の話し合いにより、ケースバイケースです。両チーム間ですべてが合意したときに初めて選手に話がいくわけです。

日本代表の選手たちも欧州などへ移籍の話や、すでに移籍した選手など出てきてますが、移籍金がいくらというようなニュースを耳にしたこともあるかと思います。この移籍金がいくらかというところでクラブ間で合意しないと選手は移籍できないわけで、移籍の噂が出てから移籍が成立するまで時間がかかるのは、ここのクラブ間のやりとりに時間がかかるからなのです。

もちろん移籍金がチーム間で合意しなければ移籍話は白紙になります。

選手のところに話が来るまでにはこのように時間がかかるわけです。

今回川島選手が真っ先にベルギーのクラブに移籍できたのは、彼は6月末で川崎フロンターレとの契約が切れていたからです。

契約が切れたタイミングでは移籍金は発生しません。
なので川島選手はクラブ間の話し合いもなく、自分の意思だけで移籍することができたわけです。

サッカー界の移籍制度についてご理解いただけたでしょうか?

日本を中心に説明しましたが、国や地域によって移籍制度は様々です。
現に日本も昨年までは独自の移籍制度をしいていたのですが、FIFA(国際サッカー連盟)のルールに統一しようという動きの中で現在の移籍制度に変わりました。

FIFAのルールに沿っているリーグも多いですが、その国々のサッカー事情に適した移籍制度が独自に設定されている場合もあります。

そしてニュースなどでよく目にする移籍金。
誤解されることもよくあるのですが、これは選手がもらうお金ではなく、クラブ間で支払われるお金です。なので、その額がその選手の市場価値を示しているということで、この移籍金の額がよく話題になるということですね。

移籍市場がオープンして移籍が活発になるいまの時期と12月や1月の時期。移籍制度を理解した上で移籍のニュースを見るとまた違った見方ができるかもしれませんね。

2010/07/31 21:54:13 | リンク用URL

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ベスト4

05
Jul

CATEGORY : Diary

日本が敗退してW杯熱が若干冷めつつある日本国内ですが、ベスト4が決まり、いよいよW杯も大詰めです。

ここからがまたおもしろくなります。

ベスト8の戦い、準々決勝をご覧になった方もいると思いますが、強豪国同士の戦いは目を見張るものがあったんじゃないでしょうか。

日本を破ったパラグアイも、ヨーロッパ王者のスペインと死闘を繰り広げました。惜しくも0−1で破れてしまったけど、日本の魂は彼らに受け継げられていましたね。

準々決勝の中でも、王国ブラジルの敗退、アルゼンチンの大敗などが印象に強いかと思います。

まずはブラジル対オランダ。

前半、見事な連携からオランダの守備陣にできた穴を見逃さずにゴールを決めたときはさすがブラジルと思ったことでしょう。事実、前半はブラジルペースで試合は進みました。

しかし後半、オランダは見事に修正してきました。
その結果後半の立ち上がりからペースをつかんだのはオランダ。

攻め込まれたブラジルはオウンゴールで1−1の同点になりました。

焦るブラジルと勢いづくオランダ、その流れどおりにCK(コーナーキック)の見事な連携からゴールを決めてオランダが逆転。

前半から幾度となくセットプレー(フリーキックやコーナーキックなどボールをセットした状態から再開されるプレー)から様々なトリックプレーを展開していたオランダ。おそらくかなり時間をかけて練習してきたのでしょう。それが見事に実を結びました。
その後焦るブラジルは退場者も出し、なす術なく敗退しました。

前半と後半でこれほどまでに展開が変わることも珍しいかもしれませんが、それぐらいサッカーにおいてハーフタイムというのは重要な時間です。

そこで監督がどのような指示を出し後半の戦い方を決めるか、選手間での意思統一を計るか、ブブゼラの音でピッチ上で声が伝わりにくい今回の大会ではより重要になってきてます。

ドイツ対イングランドの試合でも、あの疑惑のゴールが認められていれ前半で2−2、もしくはイングランドが逆転していた可能性も十分あります。

結局ゴールが認められず2−1の状態でハーフタイムを迎えられたドイツは、一旦落ち着いて修正し、後半はしっかりと立て直してきました。

あのゴールが認められていれば、お互いの後半の戦い方はまったく変わり、イングランドが勝利していた可能性も高かったんじゃないかと思います。

そして、そのドイツが準々決勝でアルゼンチンを相手に4−0。アルゼンチンの攻撃力を抑えこんだのも素晴らしかったのですが、カウンターの精度が高いこともドイツの特徴です。
メッシやマラドーナ監督などが観られなくなるのはちょっと寂しいですけどね。
現代サッカーにおいてカウンターからの得点の割合は非常に大きいです。なぜなら守備をしっかり整えられた状態から崩していくことは容易ではないからです。
1試合の中でお互いカウンターのチャンスは訪れます。アルゼンチンにもそのチャンスはもちろんありました。そのカウンターを確実にゴールに結びつけていくその精度がドイツは非常に高いです。

準決勝はドイツ対スペイン。カウンターの早いドイツと、早いカウンターを仕掛けることよりもパスをつないで相手を崩していくことを追求し続けているスペインとの戦いは、今後の世界のサッカーを占う上でも非常に興味深い試合になるでしょう。

本当に強いのはどちらのサッカーか?

ぜひそこらへんにも注目して観てみてください。

2010/07/05 17:39:08 | リンク用URL

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