
ロスタイムパウダー!
29
Mar
金曜の夜は、札幌ローカルスノーボーダー山田岳樹の送別会でした。
村瀬敏博やREACTでお馴染み川崎清正と同じ、VIXチームです。ローカルと言いつつもウィスラーを放浪してたり、そのせいか平野創(Nomis・forum)とつながりが深く、今シーズンもあるチームの撮影のアテンドをしてみたりと、幅広く活動している、おしゃれさん。
写真は村瀬と川崎からもらった靴磨きセットを見ている岳樹。
翌日は、久々にオフにしました。
というか滑りに行こうと思っていましたが、最近のハイパーな行程による疲労困憊が露呈し、昼過ぎまで惰眠をむさぼってみました。おかげで少し回復。年が明けてから初のオフは睡眠と、うーんな感じでしたが。
夕方前には、山田岳樹が東京に行くとのことなので、家電を引き取るために山田宅にKAIEntカーが出動。単身用冷蔵庫と洗濯機、電子レンジを一発で積めるKAIEntカー、自分でも驚きました。家電は新年度から北海道に来る、若手スキーヤーへトランスファーすることに。数日、自宅のリビングに冷蔵庫と洗濯機が無言で立っている、シュールな生活をしています。岳樹、無理言って譲ってもらいサンクスです。
家電受け渡し後は、定山渓のベースへ移動。翌日ニセコvillageで行われるワンメイクの大会のために村瀬敏博と田中佑朋もきました。田中佑朋のお土産の美唄焼き鳥はおいしかったです。1串に色々な部位がついていて、1串で色々な味が楽しめるのが、美唄焼き鳥の特徴です。
自分もvillageの大会へ撮影取材へ行こうかなと思っていましたが、佐々木慎吾(BUMPS・ARMADA・OAKLEY)と伊藤大輔から雪良し&撮影オファーがあったので、日曜はそちらへ行くことにしました。
ここ2週間まともに滑っていなかったので板を伊藤大輔に整備してもらい、山へ。
札幌国際スキー場はまだまだ冬でした。
前日からの降雪で未圧雪ゾーンは面ツルの重めパウダー。午前中は日が差していたので、それを狙ってターンの撮影を。ただカッチカチにパックされた上に20cmくらいの新雪と、表層雪崩が起きかねない状況なので、慎重に。
昼前くらいから雪が降り出してしまいました。強くなる前に樹の間から飛び出す撮影をし、二人ともいい画を残しました。佐々木慎吾の方は、たまたま通りかかった人達から拍手と歓声をもらい、喜んでいましたね。
14時前の昼食は、ベースでササっと作ってきた弁当。緑が無かったのが残念です。
休憩中も軽いパウダーが降り続き、窓から見える、あまりの視界不良具合にあがろうかと話していたところ、14時半くらいに雲が抜け、晴れ間がやってきました。
上に上がると、重い未圧雪が軽い雪でリセットされていました。晴れ間と雪質でテンション高い二人。OAKLEYブラザーズ、てな感じでしょうか。伊藤大輔はOAKLEYフリークです。
最後はハンディのみでポイントへ。そう自分も一緒に滑ることをメインにさせてもらいました。
結果、シーズン最後であろうノートラックターンは2本滑ることが出来ました。残念ながらロッカーのスキーではなかったので、1本目はスピードコントロール時にノーズが思いっきり刺さって、シーズン一番のクラッシュをしてしまいました。
2本目は二人の滑りをカメラで収めた後、リベンジするためにスティープなバーンへ全開で飛び込みました。重いパウダーの上に軽いパウダーの2層となっている面ツルバーンで、2層の層界にテールを突っ込んで抵抗感を感じつつ、大回りからカット的に小回りをして二人のところへ。刻み方がカッコよかったとの言葉を二人から頂きました。光栄です。二人も攻めきったようで、刻んだ跡を見ながら恍惚の表情を浮かべていました。今シーズン、二人とはタイミングが合わず、映像にあまり収めることが出来ていなかったので、それが出来たのも何よりで、一緒に滑ることが出来たのも何よりでした。ホント楽しい一日をアリガトウ!
伊藤大輔も「パウダーはもうこれで最後かな。」と3月中旬から言いつつも、ロスタイム的に3度もパウダーに当たったようです。北海道の冬の厳しさをこういった形で再認識しましたね。場所とタイミングを選べば、まだまだパウダーには当たりそうな北海道です。
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ダブルダウンdays
23
Mar
3連休の始まりは金曜夜、B3スポーツと音楽が融合したイベント、classicへ。
久々に伊藤千秋らと会うことが出来ました。ショーケースは、BMX・スケート・インラインそれぞれ観客の間近で迫力あるプレイが観ることが出来ました。
その中でも即興で始まった、HumanBeatBoxの太華とBMXの田中光太郎のセッションは、ライディングと音がシンクロし具合が衝撃でした。例えばフロントタイヤとリアタイヤそれぞれでストンプする時に、それぞれ違う音が当てはめられる、といったBMXが動くことで音が出る仕組みのセッション。ライディングがトラックを作っていくと言えばいいのでしょうか、ライディングにリズムを与えるられるスキルと、その動きを音に変換していく再現性スキル、それぞれの高いスキルが融合したセッションに、ただただ驚き、歓声を上げてしまいました。
そんなclassicに来ていたスノーボーダー・スキーヤーと飲みつつ決まった土曜の撮影は、ダブルダウンレール。
レールがダウン→フラット→ダウン
の形状をしているので、ダブルダウン。
雨がぱらつく中、カメラは自分と川崎清正。赤前吉明と村瀬敏博は狙ったトリックをしっかりメイクしていました。特に村瀬は、リップイン直後にキンク処理と難しい中で、レールに飛ばされることなく、踏みつけるように抜いていました。阿部真也は、満足のいく結果は残せていませんでした、残念。
その夜も川崎清正と村瀬敏博と顔を合わせる機会があり、この3日間ずっと会うような予感がありました。
翌日の日曜は、空振りからスタート。スキーヤーオンリーday。
台風並みの風を引き連れてきた低気圧のせいで、終始強風が吹いていた中、数日前からメンバー調整してきた撮影フッテージへ行ってみると、アプローチの雪が雨のせいで融けてしまい、ライディングできない状態になっていました。
夜からの撮影フッテージは決まっていたので、それまでの間は休憩を挟みつつロケハンしていました。2週間にわたる本州遠征から戻った谷村翼は、土産話をしつつハンバーグでランチ。
日が落ちて、向かった先は、ダブルダウンレッジ。
撮影途中、吹雪にも見舞われましたが、ここでも村瀬敏博はリップインでしたが、アウトトリックをしっかり残していました。谷村翼も本州のパーク修行の成果を発揮し、板を折りつつもアウトトリックとスイッチアップを繰り出していました。本人の希望で参加した、ストリート初となる松田強志は、二人から色々と教わり、学んでいたようです。ただアスファルトの上で止まり方は知らずに、思いっきりコケてしばらく痛んでいました。そんな松田強志もクリーンメイクし、ほっと一息。
気づけば23時過ぎ、深夜撮影の定番となってしまった、赤い看板のラーメンへ日が変わる直前にドロップイン。黒胡麻坦々麺を前に、神妙な村瀬敏博。
食事後、翌日の動きについて、25時くらいまで喧々諤々していましたが、川崎清正の一言から、行き先が決定!まさかの鉄の街、再来です。
月曜の9時過ぎに札幌を出発、風は強いものの、胆振地方は青空でした。
狙いはこの黄色いダブルダウンレール。
シーズン当初からスキーヤー達が行きたいと熱望していましたが、情報が写真しかなく場所はわからずじまいでした。
それがスノーボードの撮影で今シーズン3度目の鉄の街訪問の川崎清正が発見していたのです。
この日もスキーヤーオンリーの撮影。フラット部分が短すぎるのも難しいようで、みんな最初は苦労していましたが、それぞれメイクを残して行きました。特に田中佑朋はストリートレールにてトリックアウトを初めて残していました。
夕方に撮影が終了、このころには雲が厚くなっていました。黄・緑パンツが映える、カラフルな撮影でした。
スキーヤー達は、これで満足せず、昼食替わりの軽食にて小腹を埋めて、次のフッテージへ。
阿部真也も合流し、撮影をしようとしましたが、いまいち画が決まらず。テープの残り時間といまいちなアイテムから、企画モノな限定セッションをしよう!とのことになりました、名付けて“7minutes Session”!
限られた本数の中で、誰が一番か!?のセッション。セッション自体は15分ほどでしたが、かなり盛り上がり、それぞれ個性的なトリックを出していましたね。
21時を回った、セッションの表彰式は、ラーメン…ではなく、餃子。連夜のラーメンはさすがに厳しいとなり、北海道のソウルファストフードである、みよしのへ。
表彰式もしっかり撮影し、終了。今回生まれた限定セッション“7minutes Session”はシリーズ化予定です。
ダブルダウンdaysとなった3連休、金曜夜から月曜夜までびっしり動き、さすがに疲れを覚えました。村瀬敏博と川崎清正とはずっと一緒でした。
また、気づけば顔が焼けていました、ゲレンデではなく、市街にいただけなんですが…。
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遊園地スタイル!
17
Mar
先週末は、赤前吉明(MOJANE)の誘いにて、北海道グリーンランドに行ってきました、シューティング&セッションイベントです。
北海道グリーンランドは遊園地とスキー場が併設されていて、道央道を旭川方面へ向かっていると、岩見沢IC付近で右側に見えるアレです。
スキー場はホワイトパークという名称です。
自分の父方の田舎が岩見沢であり、グリーンランドが出来た当初滑ったことがあります。小学校5,6年の時です。昔の記憶より少し斜度が緩く感じました。感慨深い気持ちになりましたね。
土曜は、一日青空のいい天気でした。
リフト沿いに設置されたパークに遊園地のアイテムをゲストライダーと共に配置してシューティングセッション。リフトの搬器もカラフルだし、バックには観覧車とジェットコースターが見えるし、非常に“抜け”のいいロケーションでした。
ライダーは赤前吉明・田中稔・高橋福樹、スキーヤーは白馬帰りの田巻信彦(BUMPS・ReIsm・GOLDWIN)・村瀬敏博・阿部真也、そしてALEX(BUMPS・ORAGE)です。
日中は、馬車越えの撮影でした。
日が落ちるまで休憩。昼食抜きを挽回するため、辛味(「からあじ」と読むそうです)ちゃんぽんをALEXと頂きました。冷えた身体が温まります。
日が落ちてからは、ナイター照明と自前の照明のダブル照明で撮影。降り出した雪の中、穴あきBOXをスライドしてみたり、遊具を越えてみたり、と一日カラフルな撮影でした。
日曜は、一般参加での『ホワイトパークセッション2010』です。
天気は、時折晴れ間がのぞく感じでした。
前夜の降雪でバーンは色的にリフレッシュされましたが、シャバ雪の上にもっさりした新雪で、板が走らない状態。残念ながらビッグキッカーは飛べず、4連ジャンプはギリギリな感じで、何人か1mのキャニオンに落ちていました…まあテーブル長が3mくらいなので、大事には至っていなかったのが幸い。
テーブル長5m弱のジャンプ台が一番人気でした。馬車の車窓からそのジャンプ台を見るとこんな感じ。手前は休憩中の田巻信彦。
セッション参加者は昼食付きでカレーライスでした。自分はロッジにて鍋焼きうどんを。グラグラいうくらい熱々でした。
夕方前は、ピクニックテーブルと観覧車搬器でのフォトセッション。TACKによるデイライトシンクロ撮影で参加者を撮っていました。
田巻はもちろん、日曜のみの参戦となった長田慎士(STRICTLY・RedBull・JIRO)もいい動きをしていましたね。360タップの瞬間です。
長田慎士は札幌出身ですが、シーズン中に札幌にいることはまずないスキーヤーです。2010もCANADACUPを制した、まさに“王者”なRedBullライダーです。
最後には、ゲストライダーと撮影者がそれぞれ印象的だった一人をピックアップして表彰。ショップからの協賛品やグリーンランドのフリーパスをもらっていましたね。
参加者それぞれが楽しみたいアイテムでそれぞれの遊び方でスタイルを出す、文字通り遊園地的なセッションでした。参加者延べ60名と大盛況にて終了しました。
赤前吉明や田中稔の地元であり、彼らを支えてくれている仲間達、そしてグリーンランドホワイトパークが一体となって盛り上がったイベントでした。来年もぜひやりましょう!撮っていても非常に楽しかったです。
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Daisuke Kurata
倉田 大輔
ビデオグラファー
HuckoutのProducer/Videographerをしています。
ホワイトカラーな仕事もしつつ、フリースキーやスノーボードを中心に撮影・映像制作しています。
Huckout以外にも、REACT MAGAZINE/REACT TVにて映像情報発信しています。
魅力的なスキーヤー・スノーボーダーの仲間いるからこそ活動できている環境に感謝!
Embody us idea in an action!
[Huckout]
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