
日本プロサッカー選手会チャリティーオークション
07
Apr
僕も加盟している日本プロサッカー選手会で、「東北地方太平洋沖地震チャリティーオークション」が現在行われており、僕も愛用スパイクを出品しました。
昨年のガイナーレ鳥取時代から履いていたもので、今年欧州に来てからも練習等でずっと履いていた思い入れのあるスパイクです。
たくさんの選手がなにかできることはないかと考えた結果、選手会としてこのようなことをすることになりました。
売上は全額寄付金にあてられます。
国内外の多くの選手が出品しているのでよかったら覗いてみてください。
「東北地方太平洋沖地震チャリティーオークション」
http://item.rakuten.co.jp/football-plaza/c/0000000349/
Numberメルマガ
06
Apr
現在僕はラトビア1部リーグのFKベンツピルスというチームでプレーをしていますが、ノンフィクションライターの小宮良之さんとのスカイプでのやりとりがこの度、スポーツ雑誌「Number」のメルマガで配信されることになりました。
小宮良之さんは代表的な著書に福田健二選手の苛烈なサッカー人生を描いた「RUN」という本があり、この本の第一歩となる小宮さんが「Number」で2005年に描いた「遺書」という記事を読んで、当時シンガポールでプレーしていた僕は衝撃を受けました。
そして徳島ヴォルティスにいたときに縁あって徳島まで取材に来てくれて、そこから彼との付き合いが始まりました。
ホームでの試合後、ロッカーで着替えてバスへ向かう途中、ミックスゾーンで彼の姿を発見しました。
お会いしたことはなかったのですが、彼のブログ等で顔は知っていたので、そこに言葉は必要ありませんでした。
そして次の日がオフだったため、ランチをしたのですが、話が弾みすぎて12時からランチをしていて気がついたら18時になっていました。
その後19時からラジオ出演の予定があったのですが、ギリギリまでお話させていただきました。
それ以来ずっと仲良くさせてもらっています。
そんな彼との僕が欧州へ来てからのスカイプでのやりとりを往復書簡で「Number」のメルマガで今日から配信されています。
2月くらいからこの企画は決まっていたようですが、震災をうけて今回小宮さんは彼に支払われる登録料の半分を震災の寄付金に充てることにしたそうです。
よかったら読んでみてください。
「小宮良之のフットボール人間模様」
公式ブログ
http://yoshiyuki-komiya.number-blog.bunshun.jp/
メルマガの詳細、購買手続きはこちら
http://number.bunshun.jp/list/vianumber/yoshiyuki-komiya
アジア杯
26
Jan
我らが日本代表が素晴らしい戦いを繰り広げている2011アジア杯。準々決勝のカタール戦では、吉田選手が退場してしまい、10人になったにも関わらず勝利をあげました。
サッカーにおいては退場した選手の代わりに選手を入れることはできないので、人数が少ないままでプレーを続けなければなりません。
10人対11人になるのですから、一見して11人のほうが有利だろうと思われがちなのですが、あながちそうとも言えない現象がよく起こります。
たしかに数の原理で物理的には11人のほうが有利なのは間違いないのですが、サッカーはそんなに単純なものではありません。
僕も当然何度もその局面を体験したことがあるのですが、10人になってしまったチームのほうに、ある種の団結力が生まれることがあります。1人1人が退場になってしまった選手の分を補う働きをしなければならないという責任感と、10人になって勝つためにはどうすればいいかという戦術と、それらが10人全員が同じ方向を向くと11人のとき以上にパワーが生まれることがしばしばあります。
逆に、11人のほうは、相手が10人になったことによる一種の安堵感、あるいは油断や慢心が心の中に生まれてきて、それを感じる選手の数が多いほど全体のパワーが落ちます。
その二つが重なったときに、局面は逆転します。
今回の日本代表はまさにそれに当てはまります。
数字や作戦ボード上では表せないのがサッカーのおもしろいところです。
決勝戦も様々な状況が起こりうると思いますが、目に見えない心の部分まで気にしてみるとまた違った見方ができるかもしれませんね。
余談ですが、現在僕はリトアニアにいます。詳しくは僕のブログで
http://blog.goo.ne.jp/shei90/e/170c41de89c5eba748604c53b6f797b2
ここでキャンプをしている欧州のチームに練習参加しているのですが、同部屋のラトビア人の選手に、「今日はアジア杯の日本代表の試合があるんだ」、と話すと、「どこと試合をするんだ?」と、「韓国」と答えると、「それはおもしろい試合だ」と声を荒げて話していました。
欧州のほうでも日本対韓国は熱い試合という印象のようです。
夕食のときに真っ先に「どっちが勝ったんだ?」と彼が聞いてきたことは言うまでもありません。
Naoya Shibamura
柴村 直弥
プロサッカー選手
広島皆実高校→中央大学→アルビレックス新潟シンガポール→アビスパ福岡→徳島ヴォルティス→ガイナーレ鳥取→藤枝MYFC(期限付き移籍)→FKベンツピルス(ラトビア1部リーグ)
海外からプロとしてのキャリアをスタートし、Jリーグへ移籍。2011年、欧州トップリーグへ移籍。
柴村直弥公式Webサイト
http://shei.info/
ブログ「SHEI日記」
http://blog.goo.ne.jp/shei90
ツィッター
http://twitter.com/shibamuranaoya